天井と床は黒くします

ikasamaya2005-12-03

■午前中は仕事。午後は乾久美子さんと鷲田めるろさんの対談を見に杉本家に。杉本家は庭がいい感じでした。乾さんはウワサどおり、ほとばしる才能をびしびし感じるプレゼン。やっぱりものすごいオタクなんじゃないだろうか。ディオールとヴィトン大阪の現物には正直いって戸惑ってしまったので、はやくヨーガンレールを実際に体験してみたい。めるろさんはしゃべりたいことがたくさんありすぎて大変そうでした。そのうち感想をまとめます(たぶん)。http://archi-art-f.cocolog-nifty.com/
■18:00からコレクションという京大建築学生の食堂で、帰京中のぽむ桂さんと、み江さんと3人でなにやら打ち合わせというか真剣30代しゃべり場。同世代の建築家についてどう考えたら良いのか、その考え方を発見できた気がする。ていうか楽しかったんだが打ち合わせの途中で色塗りのため中座。中途半端ですまんかった。
■で、色塗りである。
■帰宅すると、すでに森田さんと二人のアシスタントさんが室内をばっちり養生中。ビニールで包まれた室内は非常にあたたかい。ジャージとTシャツに着替えて戦闘準備完了。
■まずは天井から。本塗りの前に、水で薄めた墨汁を用意します。これを素地に下塗りして水分を含ませないと、墨汁がしっかりと載らないという。奥さんも加わり、5人がかりで梁→天井面の順に作業をすすめる。
■それから、真っ黒な墨汁(ちょっと色が入っている)をぺたぺたと塗っていく。天井から墨汁がしたたり落ちないように注意しつつ…。
■色塗りは深夜に及ぶ。アシスタントのおひとりは、今日が初仕事だという。誰かの最初のお仕事にあたるというのは、やってもらう方にとっても気が引き締まる。